結婚したカップルの3組に1組が離婚をしている

バツイチという言葉が日本では、すっかり定着しています。最近ではバツイチではなく、中にはバツサンやバツヨンという言葉も聞く様になりました。一般的にバツイチとは結婚したけど離婚をした人のコトを指します。バツサンとは結婚と離婚を3回した人のコトを指し、離婚した回数が増えていけばバツの後に入る数もドンドン増えていきます。

一昔前の日本ではバツイチなどの離婚を表す言葉はあまり良いものではありませんでした。そもそも離婚をするような人間は、男女を問わず人間性に何らかの問題があると思われ、男性の場合は出世にも影響を与えるようなものでした。

しかし今の日本の離婚率は36%と高く、結婚したカップルの3組に1組が離婚をしているコトになります。離婚率が高くなったのは、女性が社会に進出する様になってからと云われています。

特に今では共働きの家庭がとても多く、女性もパートやアルバイトではなく正社員として勤務しているので、責任ある立場や仕事を受け持っています。そのため家事や育児をしない男性がパートナーでは、女性の負担ばかりが増えてしまうので女性の方から離婚話しを切り出すケースが増えています。家庭があり子供がいても会社は女性社員に対して出向や出張をさせる所も珍しくはありません。

そのため今では男性が家事や育児をする家庭も増えてきて、中には女性の方が男性よりも高い給与をもらっているから、男性が主夫となって家事をしている家庭も増えてきています。このように今は仕事を楽しむ女性も増えているので、婚活している女性の半分は結婚しても仕事を辞めたくないと思っています。

一方、男性は結婚したら女性には家庭に入って欲しいと思っている人が多い様ですが、妥協してその人の価値観を受け入れるか、自分の理想に相応しい女性が現れるまで待つか選択を迫られる男性もいます。

このことからも分かる様に今の日本社会では離婚経験は特に問題はなく、どちらかというと価値観が重要視されています。離婚経験が多くても家事や育児に積極的に参加してくれる男性であれば、離婚経験なんて障害にはならないのです。

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