結婚は幸せの道を歩んでいくものですが、離婚はそれとは異なります。
離婚というのは結婚する時以上に時間や体力、気持ちを消費するものです。
子どもがいれば「親権」が発生しますし、公的手続きやお金にまつわる生活など問題は山積みです。
しかし、別れを決意したのであれば離婚してからの新たな生活を考えるのみです。
離婚をするのは、生きていくうえでの一つの通過点だと位置付けたほうがいいのです。
今回は離婚話に出る共通点と解決法をお伝えします。
1:それぞれの主張が強い
一番多いとされているのが、夫婦が強く主張しすぎるというものです。
『家事をきちんとしてくれなかったから、代償が欲しい』
『ずっと浮気で苦しめられてきた思いをわかってほしい』
このように、自身だけの利点や都合を言っても解決は出来ないです。
あまりにも強い主張だと相手を傷つけてしまい、どんどん時間が経ってしまいます。
離婚話が持ち上がった場合は、どんな原因であっても心を落ち着かせてください。
感情的になると進まなくなってしまいます。
一方的に言わず、相手の言いたい事を聞いてあげるのです。
言い分を理解してあげる気持ちを見せるのがとても重要なのです。
そうすれば相手も思いやりを持ってくれて、話し合いも順調に進みます。
2:話し合いの時に親が介在
夫婦二人で離婚話をしているのに、親御さんが介入する場合があります。
『娘が可哀想です。あなたとの結婚は失敗だった』
『息子に非はない。妻である貴女が気遣うべき』
自分の子を思うあまり入り込んでしまい、こじれてしまいます。
こうなる要因は妻側或いは夫側、夫婦双方が親に依存している事が多いです。
離婚について親にしてしまうのも、味方になってほしい場合もあるのです。
ですが、離婚をするかどうかの話し合いは夫婦二人の問題です。
親に頼り過ぎると、後々悔やむ可能性が高くなります。
もし親御さんが介在してきたらやんわり避けてみてください。
『夫婦間の問題なの。きちんと結論が出てから話を聞いて』
これなら親も納得するはずです。
3:夫または妻が優柔不断
『考えさせて』『何言ってるのかよくわからない』
こんな風に言って、離婚話をしたくても聞いてくれない場合があります。
また、話し合ったとしても何も言ってくれないといったこともあります。
復縁を望んでいる・離婚したい・慰謝料・愛情が欲しい等気持ちは様々です。
しかし、そういった心情を読めず徒に時間だけが流れてしまいます。
さらには、離婚調停に持ち込まれたとしても出てくれない人もいるのです。
穏やかな雰囲気に見えていても、実情は質が良くないのです。
妻や夫にかわされてばかりだと、つい諦めがちになります。
ですが、離婚を決めたのなら気を強く持って進めて下さい。
『〇月×日の何時に話し合いましょう』と日程を伝えるのです。
妻或いは夫が意地を張っている
せっかく自分の意見を述べているのに相手にしてくれない場合があります。
また、逆ギレや曲解されてしまい離婚話をしたくても流れをつかめないこともあります。
このような時は、離婚話が解決するのに時間を要するのがほとんどです。
ですが、時間が経てば経つほど相手への憎しみや誤解が強まってしまうのです。
万が一こういう状況になった場合は、話し合いが長くなるのだと思ってください。
弁護士や離婚カウンセラー等の専門家の力を借りれば、計画立てて進める事ができます。
離婚成立までには期間も労力も夫婦それぞれ違います。
他の人と比べたり、焦りを感じないようにしてください。
幸せになるための道すじや形というのは、自分だけのものです。
まとめ
離婚についての話は、夫婦にとってすごく大切なことです。
それぞれの意見を出しあい、納得するまで話す事が重要なのです。
感情的になりがちな話ですが、冷静になって話し合ってください。
お子さんがいればなおの事、しっかりと考えてあげてください。
今回挙げた4つの共通点を踏まえたうえで話し合うのです。
離婚後の新たな生活のためにも、スムーズに進めていってください。
自分の新しい幸せを掴むことが何より大事になるのです。