愛があればお金はいらない、愛があってもお腹を満たすことはできない必要なのはお金である、結婚生活で必要なのはお金か?愛か?という議論はいつの時代も変わりません。
卵が先か?ヒヨコが先か?という問題と一緒で正解がある問題ではありません。
お金は愛よりも大事、愛はお金では買えない、永遠のテーマのひとつと言えますが、その答えは人によって違います。
その人が生きて来た人生で様々な場面に遭遇し、自分の考えは構築されますが、年齢と共にその考えは変わってきます。
お金がない時代は彼氏と一枚の毛布にくるまって寒さをしのいだコトもあったけど、それでもスゴく幸せだった、という人もいます。
お金がないから両親は毎日夜遅くまで働いていたからいつも自宅でひとりぼっちで寂しかった、お金があれば両親と一緒に食事ができたと思うから、お金が欲しかったという人もいます。
逆に両親が大きな会社を経営していたからお金はたくさんあったけど両親に遊んでもらったことがない、学校から帰って来たらテーブルの上にお金だけがあった、親に寂しいから家にいてほしいとお願いしたらお金を渡されてコレでゲームでも買って友達と遊びなさいと言われて、
お金よりも愛情が欲しかったという子供時代を過ごした人もいます。
お金があれば大抵のことはお金で解決することもできますが、いくらお金があってもお金で買えない物も存在します。
事故や病気で身体の一部を切除した場合、そこの部分は永久に戻らないのです。
どんなにお金を使っても、トカゲの尻尾の様に自分の体が戻ることはありません。
しかし愛情があればこの様な大きなケガをした時にパートナーが自分を支えてくれるのです。
病院から再建が不可能と言われて健常者から障害者になってもパートナーがそばにいてくれることで頑張れることもあります。
正に愛があるからできることだと言えます。
結婚にはお金も愛も両方が大事ではさりますが、どちらがより大事なのかと聞かれたらその答えは人によって違い、年齢によって変わってきます。
そして、自分の中で答えが出るとしたら、それは自分の人生が終わろうとしている時なのかもしれません。